ジュンとは はなれない!

こんにちは!


昨日 ジュンちゃんとの事 色々 思い出していて もうひとつ
忘れられないことがあり・・・・聞いててもらえます?



それは 私が札幌に来て 1年ほど経った頃・・・私は 一人で
小さな喫茶店を開いていました。しかし 私立高校へ通う娘に安定した
生活を作ってやれず どうしようかと迷っていた頃 悩むより 働こうと
思い 仕事を探しました。たまたま すぐ近くに新規オープンのお弁当やさんがあったので 面接に行ったら 即 採用になりました。


早朝パートでお弁当屋さん 昼前からお店を11時まで開くという 生活を
送っていましたが やはり 体の負担が大きく ここは 人生の別れ道と
判断し どうしようかと バイト情報誌をパラパラと・・・


そこに ホテルレストランの募集が目に留まり 早速 話を聞きに
行こうと 電話をした所 即 面接となり 心の準備もないまま 採用に
なってしまいました。条件は 朝早い仕事なので 住み込んで欲しいとの
事。そこで ジュンの存在。社長に話したところ なんと 狭いけど
それでいいなら・・と 快諾。ちょっと 考えますと言うことで保留。


とりあえず 人が足りなかったので 手伝うことになりました。
それで しばらく お店を閉めてから バスに乗り 地下鉄に乗り
ホテルに泊まり 朝 仕事して お店に戻り 開店。その合い間に
ジュンの散歩と 結構 ハードな生活でした。


ある日 店を閉め 部屋に戻り ホテルへ行く準備をしていたところ
ジュンが 私の周りを グルグルついてまわりはなれません。
「どうしたの?ごめんね 待っててね〜」と しゃがんで 声をかけた
ところ ジュンが「クゥン クゥン」と鳴くのです。私の耳には
「行かないで 行かないで 一人はいやだよ 淋しいよ こわいよ」と
聞こえるのです。そして 私のひざの上に のりあがって 座ったんです!
今まで 私の狭いひざの上に 座ったことなど一度もありません。


私のいない状態で 夜を過ごしたことなどありませんでした。
よほど 淋しかったのだと思います。私も ひとりジュンを暗い部屋に
おいて ホテルに向かうのは 本当に 可哀想で 辛い選択でした。
もう 抱きしめて「ごめんね ごめんね ごめんね・・・」と何回も
言いました。涙が ポロポロと・・・落ちました。
その時 店は辞めようと決めました。ジュンを置いて行けないと
思いました。 


その夜 私は 荷物を背負って ジュンに抱いて 外に出ました。
これから ホテルまで ジュンと歩いていこうと 思ったのです。
バスと地下鉄で行っていましたから 近くはありません。
第一 歩いたことありませんでしたし・・・


ジュンと歩き始めたものの 10分も歩いたら ストップして
歩かないと言うのです。そして 家へ戻ると 引き返そうとするのです。
声をかけ だましだまし 歩いても 『道が違う』と言うように
歩きません。仕方ないので 抱っこして歩き 重たいので 疲れたら
歩かせ・・・の繰り返し・・・まぁ 遠いこと 遠いこと・・・


やっと ホテルに着いた頃には 日付が変わり 0時30分にも
なっていました。家を出たのが 11時前後だったので 1時間半は
歩いたと思います。夜中に 荷物背負って ワンコ抱っこして
歩いたら チョー怪しいオバサンですよね〜(笑)




その半月後 店を閉めました。ホテルのレストラン1本で 仕事をして
ジュンちゃんと 狭いけど一緒にいられることを最優先し 二人で
がんばる事にしたのでした。どんなに 大変な時でも ジュンちゃんと
はなれる事など 一度も考えた事なかったですね。まず ジュンと一緒に
住める所が 絶対条件でした。

  

(キヨミちゃんと パチリ!)



昨日の続きで 何だか このことを書かずにいられなくなり 一気に
書いてしまいました。でも 本当に いつでも ジュンが一緒だから
幸せでいられました。今でも ずっと 幸せです。
本当ですよ〜!



いったん ここで 休憩します。
これから ご飯 作ってきます。
時間があれば また 更新する・・・かも。

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まだまだ 寒い札幌です。寒いので応援よろしく!うわ〜!でか〜!